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海岸線、250メートル動く 輪島市の漁港付近―東大など・能登地震

配信
地震による隆起に伴い、約250メートル海側に移動した海岸線=3日、石川県輪島市(東京大地震研究所提供)

地震による隆起に伴い、約250メートル海側に移動した海岸線=3日、石川県輪島市(東京大地震研究所提供)

  • 能登半島地震で隆起した海岸=3日、石川県輪島市(東京大地震研究所提供)
  • 能登半島沖地震で漁港の倉庫で確認された津波の痕跡=3日、石川県志賀町(東京大地震研究所提供)

 最大震度7を観測した能登半島地震で、東京大地震研究所などは4日、能登半島北西部の現地調査結果を公表した。石川県輪島市の鹿磯漁港で約3.9メートルの隆起が観測されたほか、同漁港近くの砂浜では隆起に伴い、海岸線が海側に約250メートル移動していた。

震源断層、長さ150キロか 輪島市西部が4メートル隆起―政府調査委

 同研究所の石山達也准教授らは2日から調査を開始。3メートルを超える隆起は、鹿磯漁港から南側約4キロにわたる海岸沿いで確認された。

 また、志賀町赤崎漁港の隆起は約0.25メートルにとどまったものの、漁港施設への津波被害が確認された。倉庫の外壁などの痕跡から、津波の高さは約4.2メートルと推定された。

最終更新:

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