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ラグビー7人制女子1次リーグ・ニュージーランド―中国戦で主審を務めた桑井亜乃さん=7月28日、サンドニ
「強く美しく」という哲学に、感謝の念を込めた。ラグビー7人制で、桑井亜乃さん(34)が初めて主審を務めた。選手として五輪でプレーした経験もあり、両方の立場で大舞台に立ったのはラグビー界初。「独特の雰囲気が懐かしかったし、選手とは違う形で戻って来られてよかった」と感慨深げだ。
【パリ時事】パリ五輪第7日は1日に行われ、柔道男子100キロ級で前回金メダルのウルフ・アロン(パーク24)は準々決勝で敗れ、連覇を逃した。同じく準々決勝で負けた女子78キロ級の高山莉加(三井住友海上)と共に敗者復活戦に回る。
男子100キロ超級の斉藤立選手(22)=JESグループ=は2015年に亡くなった父、仁さんの五輪で戦う映像が昔から好きだった。子供の頃の憧れは「相手を根こそぎ倒していた」全盛期の1984年ロサンゼルス五輪の姿。五輪代表になった今、よく見るのは88年ソウル五輪だ。けがを抱えながら気迫を前面に、連覇を果たした姿を目に焼き…
テニスの錦織圭(ユニクロ)は31日に混合ダブルス準々決勝で敗れ、5度目の五輪を終えた。今大会は男子シングルスと同ダブルスも含め、3種目に出場。「三つ出られたのは楽しかったけど、勝つチャンスを逃したので悔しさはかなり大きい」と大会を総括した。
競泳男子のレオン・マルシャン(フランス)が31日、200メートルバタフライと200メートル平泳ぎで優勝し、今大会3冠を達成した。この2種目を同じ五輪で制覇するのは史上初。どちらも五輪新記録をマークする異次元の泳ぎで、「2レースを楽しめた。本当に素晴らしい」と表情を緩めた。
男子個人総合の金メダルを手にする岡慎之助(中央)=31日、パリ
【パリ時事】パリ五輪第6日は31日に行われ、体操男子個人総合決勝で初出場の20歳、岡慎之助(徳洲会)が金メダルを獲得し、団体総合との2冠に輝いた。前回覇者の橋本大輝(セントラルスポーツ)は6位。
パリの目標に「団体、個人総合、種目別平行棒の金メダル」を挙げていた岡。これまでの実績からは過大にも思われたが、そのうち二つを達成してみせた。「緊張をかみしめながら、楽しんで演技できた」。表情は満足感でいっぱいだった。
歴代王者たちを押しのける、衝撃的なドラマ。初代表の岡慎之助選手(徳洲会)が鮮やかに金メダルをさらった。最終演技者だった張博恒選手(中国)の得点が出た瞬間に勝利が決まり、「やっと勝てた。けがを乗り越えてきてよかった」。橋本大輝選手らと喜びを分かち合うと、ゆかのフロア上で日の丸に身を包んで叫び声を上げた。
体操は31日、男子個人総合決勝が行われ、20歳で初代表の岡慎之助(徳洲会)が合計86.832点を挙げ、金メダルに輝いた。団体総合との2冠。連覇を目指した橋本大輝(セントラルスポーツ)は6位だった。岡と0.233点差の2位は予選トップの張博恒、3位は肖若騰(共に中国)。この種目は2012年ロンドン五輪から、日本勢が4大…
体操男子個人総合で金メダルを獲得した岡慎之助(徳洲会)の一問一答は次の通り。
体操男子団体総合で好演技を見せて金メダルに貢献し、個人総合でも頂点に立った岡慎之助選手(20)。「言葉にならない」「ぐっときた」。パリに応援に駆け付けた両親は31日、息子の偉業に戸惑いつつも喜びを隠せない様子だった。
岡 慎之助(おか・しんのすけ=体操男子個人総合)徳洲会。19年世界ジュニア選手権優勝。24年パリ五輪団体総合金メダル。20歳。岡山県出身。(時事)
橋本は「新しい景色を見られて僕は幸せ」と、まず岡をたたえた。その後につないだ言葉は、あふれる涙でどんどんかすれていく。「連覇への意識はあまりなかった。けがからここまで戻り、この舞台で演技ができた。堂々とやり切れた」
日本のエースはメダルに届かなかった。体操男子個人総合で連覇の夢は破れ、6位入賞に終わった橋本大輝選手(22)=セントラルスポーツ。壁にぶち当たった時にいつも胸中にあったのは、純粋に体操を楽しんでいた小学生の頃の自分の姿だった。
体操男子個人総合、橋本大輝選手(22)の出身地、千葉県成田市で行われたパブリックビューイング(PV)会場には、地元の人々ら120人が応援に駆け付けた。メダル獲得はならなかったが、1日未明、6位入賞が決まると惜しみない拍手を送った。
体操男子個人総合で6位となり、連覇を逃した橋本大輝(セントラルスポーツ)の一問一答は次の通り。
【チョープー(フランス領ポリネシア)AFP=時事】】AFPのカメラマンを務めるジェローム・ブルイエ氏は、サーファーのガブリエル・メディナがこの日一番の大波に乗ろうとするのを見て、大技を予想した。しかし、メディナが波から飛び出すところをとらえた自身の写真が世界中で話題になり、パリ五輪のサーフィン競技を象徴する写真となるこ…
柔道は31日、男女各1階級が行われ、男子90キロ級の村尾三四郎(JESグループ)が銀メダルを獲得した。決勝で東京五輪王者のラシャ・ベカウリ(ジョージア)に敗れた。
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