シャンソン・フランセーズ

ミレイユ・マチュー

 1946年7月22日、南仏アビニョンの石工の家庭に、14人兄弟の最初の娘として生まれる。65年、テレビのオーディション番組に出場、容貌や歌い方から「エディット・ピアフの再来」として、一躍話題になる。

 66年のデビュー曲「愛の信条」が大ヒット。「気まぐれを許して」「愛のメロディー」などが代表曲。ピアフの「愛の讃歌」「ばら色の人生」なども得意とした。

 ピアフに比べると親しみやすく明るい唱法で、フランスだけでなくドイツ、ソ連など旧共産圏でも広く受け入れられ、70年代には「エリザベス女王に次ぎ人気がある女性」とも言われた。現在まで独身。

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