• X
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

石油価格上限、成果を強調 対ロシア制裁、侵攻2年で検証―米財務省

配信

 【ワシントン時事】バイデン米政権は23日、日米を含む先進7カ国(G7)などが導入したロシア産石油に価格上限を設ける経済制裁について、「ロシアの石油による利益を減らしている」との検証結果を発表し、成果を強調した。古いタンカーなどを使った制裁逃れが横行し、効果が出ていないとの見方を否定した格好だ。

ウクライナ支援、寄付大幅減 関心低下、NGOが危機感―「1億円→60万円」も・侵攻2年

 ロシアのウクライナ侵攻から2年を前に効果を検証した。財務省高官は「ロシアの収入を減らすための最も重要な取り組み」と位置付け、監視を強化する姿勢を示した。

 同省によると、2023年1~9月のロシア石油関連税収は、前年同期から4割超減少。昨秋時点で、ロシア産原油は市場価格を1バレル当たり12~13ドル程度下回っていたが、足元では、その差が19ドルに広がったという。

最終更新:

関連記事

こんな記事も

国際用語

国際

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ