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「健康に多大な影響も」 朝食抜き、スマホなどの時間増―体力テスト

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スマートフォンを使う子供(写真はイメージ)

スマートフォンを使う子供(写真はイメージ)

 全国体力テストでは、スマートフォンやゲーム機などを使う時間も調べ、小中男女全てで前回調査より増加していた。朝食を食べない割合も増えており、スポーツ庁は「この傾向が続けば、健康的な生活に多大な影響を与えることが危惧される」と懸念を示した。

SNS・ゲーム長時間、学力低下傾向 日本は少ない割合―国際学力調査

 学習以外でのテレビやスマホ、ゲーム機などの視聴時間を尋ねた。1日当たり「5時間以上」と答えた割合は、小5男子が17.5%(前回16.9%)、小5女子13.7%(同12.6%)、中2男子17.4%(同16.6%)、中2女子16.0%(同14.8%)だった。

 体力合計点との相関関係も見られ、視聴時間が「3時間以上」で全国平均を下回り、「4時間以上」「5時間以上」と長くなるにつれて点数は低くなった。スポーツ庁の担当者は「社会の変化である程度仕方ない側面はあるが、自分の健康と情報媒体との適切な関係を主体的に考える取り組みが重要になる」と話した。

 朝食を「毎日食べる」と回答した割合は、小5男子が1.5ポイント、小5女子が1.7ポイント、中2男子が0.1ポイント、中2女子が0.6ポイント低下し、いずれも過去最低となった。

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