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F16、ウクライナに輸送 近く飛行開始、防衛強化へ―米国務長官

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米国製戦闘機F16の操縦席に座るウクライナのゼレンスキー大統領(左)=2023年8月、デンマーク南部ボエンス(ロイター時事)

米国製戦闘機F16の操縦席に座るウクライナのゼレンスキー大統領(左)=2023年8月、デンマーク南部ボエンス(ロイター時事)

 【ワシントン時事】ブリンケン米国務長官は10日、ワシントンで開催中の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の関連会合に出席し、米国製戦闘機F16がオランダとデンマークからウクライナに輸送されていると明らかにした。近くウクライナで飛行を開始する予定という。

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 ブリンケン氏は「F16は今夏、ウクライナの空を飛行し、ロシアの侵略から自国を守り続けられるようにする」と強調した。輸送中の機体数などには触れなかった。

 米国とオランダ、デンマークの3カ国首脳は共同声明を出し、「ウクライナの航空戦力のさらなる強化に取り組む。(戦闘機の)維持や武装を支援するとともに、操縦士の訓練もさらに行っていく」と表明した。

 ウクライナのゼレンスキー大統領はX(旧ツイッター)で3カ国に謝意を表明し、「F16が、残忍なロシアの攻撃からウクライナ国民を守るのに貢献してくれることは間違いない」と強調した。

 ウクライナはロシアに劣る航空戦力の強化のため、F16の供与を西側諸国に要求。オランダが24機、デンマークが19機の供与を表明し、米国がウクライナ軍操縦士の訓練を行っていた。

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