軍が反国連デモ阻止、48人死亡 PKO部隊駐留に批判―コンゴ
【ゴマ(コンゴ)AFP時事】アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)で、国連平和維持活動(PKO)部隊の駐留に反対するデモを計画していた宗教団体と軍が衝突し、治安当局者は8月31日、48人が死亡、75人が負傷したと明らかにした。宗教団体指導者ら約170人が拘束され、大量の刀剣類が押収されたという。
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衝突は8月30日に東部ゴマで発生。宗教団体のメンバーは、同日計画されていたデモを前に、軍がラジオ局や礼拝所を急襲したと主張した。宗教団体は、PKO部隊の駐屯地に侵入して撤収を要求するよう、信者に呼び掛けていたとされる。