ルペン、オルバン両氏が共闘 欧州議会に極右新会派

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【ブリュッセルAFP=時事】ハンガリーのオルバン・ビクトル首相らが創設した欧州議会の極右新会派、「欧州の愛国者」が8日、マリーヌ・ルペン氏が実質的に率いるフランスの極右政党「国民連合(RN)」が合流した上で正式に発足した。(写真は仏国民連合のマリーヌ・ルペン前党首)

 新会派には12か国の84議員が参加。欧州議会では、中道右派の「欧州人民党(EPP)」、中道左派の「欧州社会・進歩連盟(S&D)」に次ぐ第3勢力となる。

 RNのジャンポール・ガロー議員は新会派発足に当たりベルギー・ブリュッセルで記者会見し、新会派の代表にはルペン氏の懐刀であるジョルダン・バルデラRN党首が就任すると明らかにした。

 新会派は、6月30日にオルバン氏が立ち上げた。ハンガリーの「フィデス・ハンガリー市民連盟」、オーストリアの「自由党」、チェコの「ANO 2011」が即座に参加を表明。これにオランダ、ポルトガル、スペインなどの5党が追随した。

 8日には、イタリアのマッテオ・サルビーニ副首相兼インフラ・運輸相率いる「同盟」も参加の意思を表明した。【翻訳編集AFPBBNews】

〔AFP=時事〕

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