ハースF1、来季から19歳のベアマンを起用

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【パリAFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するハースは4日、19歳の英国人ドライバー、オリバー・ベアマンを来季から起用すると発表した。契約は「複数年」となっている。(写真は2025年シーズンからハースでフォーミュラワン〈F1、F1世界選手権〉に参戦するオリバー・ベアマン)

 今季第2戦サウジアラビアGPでフェラーリから出走したベアマンは、7位入賞という見事なF1デビューを飾った。

 ベアマンは現在フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)の一員で、フェラーリのリザーブドライバーでもあり、フォーミュラ2(F2、FIA F2選手権)にプレマ・レーシングから参戦している。

 ハースの小松礼雄代表は、「オリバー・ベアマンのような才能ある若手ドライバーにF1最初のフルタイムシートを用意できて興奮している」「彼はフェラーリ・ドライバー・アカデミーの指導の下、信じられないほど成熟したドライバーに成長した。サウジアラビアGPに出走するため間際に呼び出されたとき、世界がそれを目の当たりにした」と述べた。

 ベアマンは3月、サウジアラビアGPで虫垂炎にかかったカルロス・サインツ・ジュニアの代役を務め、フリー走行3回目のみを走っただけながら予選で11番手に入ると、決勝では7位に入った。

 これにより来季のF1では、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセル、マクラーレンのランド・ノリスにベアマンが加わり、4人の英国人ドライバーが争うことになる。【翻訳編集AFPBBNews】

〔AFP=時事〕

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